
(左から)湯浅明彦アナ、真弓明信氏、中田良弘氏 / 甲子園球場
◾️阪神 3-6 広島/ 7月31日
初回に3点先制された阪神は、佐藤輝明のタイムリーなどで追いかけたが、広島先発・森の2点タイムリーで突き放された。
サンテレビの中継は真弓明信氏、中田良弘氏が務めた。
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(前日、阪神に優勝へのマジックナンバー「39」が点灯)
真弓氏 「順調すぎるぐらい来ている。
ただ、このまま5チームが力を発揮できないでシーズンが終わるとは考えにくい。やっぱりどこかが出てくると思いますね」
湯浅アナ「きのうまでのチーム防御率が1.91」
中田氏「そんなこと、ありますか(笑)。素晴らしいですね」
(阪神バッテリーは初コンビの伊原-榮枝)
中田氏「(伊原は)投げっぷりがいい。向かっていく姿勢がいい」
(しかし伊原は初回、自らのエラーなどでピンチを招き、2本のタイムリーで3点を先制された)
中田氏「インコースに構えたのが末包への1球だけ」
真弓氏「ピッチングの組み立てができていない。ストライク取るのがやっと」
(伊原は4回4失点で降板)
中田氏「エラーがあり、球数も多かった。1年目、いい経験じゃないですか」
■テル好調の要因
(3点リードされた阪神の初回、二死3塁で佐藤が左中間を破るタイムリー2塁打)
真弓氏「(バットの)ちょっと先。タイミングもちょっと早いが、よく飛びますよね。
(今シーズンの)佐藤は軽く振っているように見えるが、上体だけでバッティングしていない。下半身をうまく使っている。上体だけで先に打ちに行かないから、ボールがよく見えてくる」
◾️ドリスが復帰
(阪神3-6の最終回、6年ぶりに阪神に復帰したドリスが背番号「85」を背負ってマウンドに)
中田氏「1メーター90あって(196センチ)、投げるステップ幅が狭い。だから余計に(球が)上から角度が付く」
(ドリスは最速151キロの投球。三振→四球→ファーストゴロ→ショートゴロで無失点)
真弓氏「いいですね。ストライク取れているし、フォークも角度のいい落ち方している」
中田氏「昔のままで、投げ方もあまり変わってなかった。大事に野球をしていく感じがする」
(試合が終わって)
湯浅アナ「8月の戦いは?」
真弓氏「タイガースの野球をやっていきたい。勝ち負けは多少いい」
中田氏「連敗しなければいい。それだけ」
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放送終了後、中日が巨人に勝ったため、阪神のマジックは1日で消滅した。
(浮田信明)