7月26日未明、兵庫県姫路市の姫路セントラルパークにインドから約35時間かけて4頭のアジアゾウがやってきました。
7月25日。
関西国際空港の国際貨物エリアに到着したのは、姫路セントラルパークに新たに仲間入りする5歳から8歳のアジアゾウ4頭です。
インドからおよそ8時間のフライトを経て日本にやってきた雄1頭、雌3頭は、スイカやサトウキビなどを食べて腹ごしらえ。
その後も、水浴びをしたり、扇風機で風を送ってもらったりして出発の時を待っていました。
暑さを考慮してその日の夜に出発した4頭は、日をまたいだ7月26日午前1時ごろ、姫路市にある姫路セントラルパークに無事、到着しました。
絶滅危惧種に指定されているアジアゾウの飼育管理や繁殖に関する研究を目的に迎えられた4頭ですが、パークでゾウが飼育されるのは2020年以来、5年ぶりだということです。
インドから姫路まで約35時間の長旅となったものの体調も良好で今後は、環境に慣れるまでインドのスタッフが世話をするということです。
姫路セントラルパークは、約5億円をかけてプールなどを設置した展示施設を整備していて4頭のアジアゾウは、8月9日から一般公開されるということです。
