■ゴール下で威力

B2神戸ストークスは、2025-26シーズンの契約を結ぶ外国籍選手3名を発表した。

このうちアイザック・バッツ（Isaac Butts アメリカ 36歳）は、昨シーズン後半にB1・FE名古屋から移籍。

208cm・135kgの体格を生かして、ゴール下でリバウンド獲得や得点を量産したほか、ベンチでもチームを盛り上げ、終盤の躍進につなげた。

Bリーグには創設年から9シーズン在籍し、リーグ2位の通算2859リバウンドを獲得している。

バッツは、

「また神戸に戻ってこられることをとても楽しみにしています。今シーズンの目標は『勝つこと』です！」とコメントした。

■B1得点ランキング6位

新たに契約を結ぶヨーリ・チャイルズ（Yoeli Childs アメリカ 27歳 202cm）は、昨シーズン、B1佐賀で58試合に出場。

B1得点ランキング6位となる平均17.3得点を挙げたほか、平均9.5リバウンドを獲得し、“ダブル・ダブル”に迫る活躍を見せた。

神戸ストークスはチャイルズについて、

「高身長ながら速さと機動力を兼ね備え、間違いなく、相手チームにとって大きな脅威となる存在」と評価している。

チャイルズは、

「トレーニングでも試合でも毎日全力を尽くして、チーム、そしてファンの皆さんに誇りに思っていただけるよう頑張ります」とコメントした。

■NBAでプレー

新たに契約を結ぶラウル・アルキンズ（Rawle Alkins アメリカ 27歳 196cm）はBリーグ初参戦となる。

2018-19シーズンにシカゴ・ブルズに所属し、NBAでプレー。

昨シーズンはイスラエルのチームでプレーした。

神戸ストークスはアルキンズについて、

「インサイドとアウトサイドを織り交ぜた得点能力が魅力の選手。鋭いドライブでペイントエリアへ切り込む力は圧巻」としている。

アルキンズは、

「日本、神戸ストークス、そしてその素晴らしい文化やブースターの皆さんについて、たくさんの素敵な話を聞いています。皆さんとともに戦い、全力を尽くす日が待ちきれません」とコメントした。

■10/4、ホームで開幕戦

Bリーグは7月25日、今シーズン前半の試合情報を発表した。

神戸ストークスは10月4日、ホームのジーライオンアリーナ神戸に福井ブローウィンズを迎えて開幕戦を行う（18時5分開始）。

昨シーズンは終盤に盛り返したものの、25勝35敗の成績でB2西地区6位に終わり、2年続けてプレーオフ進出を逃した。

今シーズンは「絶対に優勝」（渋谷順・ストークス社長）し、新しいトップリーグ「Bプレミア」で戦う2026-27シーズンにつなげたい！

（浮田信明）