
チェコにあるプラハ城と姉妹城の提携を締結

世界文化遺産・国宝 姫路城はチェコにある同じく世界遺産のプラハ城と交流を深めていく姉妹城としての提携を結びました。
兵庫県姫路市内で行われた締結式には姫路市の清元秀泰市長やチェコのペトル・パヴェル大統領らが出席し、協定書に署名しました。
プラハ城はチェコの首都プラハにあり、さまざまな建築様式の宮殿や教会堂とともに1992年にユネスコの世界遺産に登録されました。
今後は世界遺産に登録された城がある都市同士、観光や経済、それに文化など幅広い分野での交流を深めていくということです。
【チェコのペトル・パヴェル大統領】
「チェコと日本は地理的に離れているにも関わらず、文化価値観への尊重や 職人の技への敬意、そして歴史を超えた物語への愛情が共通しています。非常に異なっているにも関わらず多くの共通点を持っている2つの城はこれまでの物語を語り継ぐことができると期待しています」
【姫路市 清元秀泰市長】
「両城が姉妹城提携を結ぶことにより文化 芸術 産業 観光 教育など幅広い分野で交流が広がり、先達が命懸けで守り抜いてきた価値観を次世代に継承できると確信しています」
姉妹城として姫路市が提携を結ぶのはオーストリアのシェーンブルン宮殿に続き5例目となります。