兵庫県香美町の今子浦海水浴場でカエルそっくりの岩に願い事をする恒例の神事が行われました。

香美町香住の今子浦海水浴場の沖合にある巨大な岩。

形がカエルのように見えることから「かえる島」と呼ばれています。

かつて北前船が港を出るときに無事に「帰る」よう祈ったという言い伝えから地元では訪れた観光客に無事に帰ってもらおうと絵馬を奉納する祈願祭を毎年この時期に行っています。

この1年間に奉納された絵馬を焚き上げました。

訪れた子どもたちは「クロールで泳げるようになりたい」や「背が大きくなりたい」「暗算がスラスラできるようになりたい」など思い思いの願い事を絵馬に書き、かえる島が良く見える高台につるしていました。

海水浴場では宝探しゲームも実施され、訪れた家族連れらは照り付ける日差しをものともせず始まったばかりの夏休みを満喫していました。