20日の参院選投開票日を前に、子どもたちに政治や選挙の仕組みを学んでもらおうと、西宮市の職業体験施設では、実在する政党のポスターや本物の投票箱などを使った模擬投票が行われています。
西宮市の職業体験施設「キッザニア甲子園」に設置された模擬投票所。
実際の投票所で使われている本物の投票箱や記載台が並んでいて、本格的な投票所が再現されています。
一票を投じるのは、近い将来有権者となる子どもたちです。
会場では、7月20日に投開票される参議院選挙に合わせて、子どもたちに選挙を身近に感じてもらおうと、3歳から15歳までを対象に模擬投票が行われています。
子どもたちはまず投票用紙を受け取り、選挙の仕組みなど説明を受けた後、実在する政党のポスターや各党の公約を見比べて、真剣に投票先を決めていました。
投票する前には、開始前の投票箱に何もないことを確認する「ゼロ票確認」も行われ、子どもたちは初めての選挙体験を通して、一票の重みを感じていました。
「キッザニア模擬選挙」は参院選投開票日の8月20日まで行われる予定で、開票作業などは行わないとしています。
