2023年から長期休館していた神戸・北野の異人館「風見鶏の館」が耐震化工事を終え、7月18日から一般公開を再開するのを前に内覧会が行われました。
7月18日に1年9か月ぶりに一般公開されるのは、色鮮やかなレンガの壁が美しい「風見鶏の館」です。
風見鶏の館は、1909年ごろにドイツの貿易商の邸宅として建てられ、国の重要文化財に指定されています。
年間およそ20万人が訪れる神戸・北野の象徴として親しまれてきましたが、耐震診断で、大規模な補強が必要であることが分かり、2023年10月から長期休館していました。
由緒ある美しい景観はそのままに建物の内部に木材を入れて補強した他、シャンデリアの落下防止対策といった工事を行い、耐震化したということです。
風見鶏の館では、夏休み中に公開再開を記念した特別イベントも予定されているということです。
