消防署員らが南海トラフ地震の備えを大切さなどを伝える、特別授業が姫路市立飾磨高校で行われました。
姫路市立飾磨高校で特別授業を行ったのは、姫路市消防局飾磨消防署の署員です。
飾磨消防署では、飾磨高校の生徒たちと連携し、若者の視点で火事の危険性を伝える「防火プロジェクト」を2023年度から実施。
生徒が書道パフォーマンスや動画制作などでの啓発を行っていて、この取り組みの開始以降、飾磨消防署管内の火災件数がおよそ3割減少するなど、大きな成果を挙げています。
今回は南海トラフ地震への防災をテーマに署員が講演。
全校生徒およそ700人を前に、東日本大震災の例を挙げ、地震が起きた際にとるべき行動や、自分や家族を守るための備えの大切さを伝えました。
「防火プロジェクト」では、今後、商業施設での啓発イベントなどを通して防災に対する意識の向上を目指していくということです。
