海難事故を未然に防ぐ「海の管制官」 20代海上保安官2名が着任

  • X
  • Facebook
  • LINE

海難事故などを未然に防ぐ海上保安庁の「運用管制官」に新たに2人が認定され、9日から業務にあたっています。

海上保安官の職種のひとつ、「運用管制官」に新たに認定されたのは、佐藤優大さん(26)と濵本晴人さん(20)の2人です。

2人は、海上保安学校の専門課程を卒業しことし3月、神戸市中央区にある大阪湾海上交通センターに配属。

現場研修を経て審査に合格しました。

運用管制官は、船舶に他の船の航行状況や、潮の流れなどの情報を伝えるほかルールに従わない船には勧告や警告をするなどして、海難事故を未然に防ぐことが主な業務です。

認定証を受け取った2人は早速、レーダーや無線機で船舶の動きを確認していました。

2人はこれから運用管制官として、およそ600隻ほどの船舶が行き交う明石海峡航路や大阪湾の安全を守ります。

おともだち登録するだけ! LINEでニュースを読もう! ともだち登録をする 毎週配信(月・火・金) 1回で8記事をダイジェスト形式で配信。