相続税や贈与税の算定基準となる2025年の路線価が発表され、兵庫県内での平均は、2024年に比べ2.0%上昇し、3年連続の上昇となりました。
「路線価」は、主要道路に面した土地1平方メートルあたりの評価額で、大阪国税局が発表したことし1月1日時点での兵庫県内の平均は、2024年に比べて2.0%上昇しています。
県内の税務署管内で最も高かったのは、神戸・三宮のセンター街で1平方メートルあたり584万円。
2024年と比べ9・8%のプラスとなっています。
また、上昇率が最も高かったのは、豊岡市城崎町湯島で24・2%。
海外からの観光客が増加し旅館や飲食店などの需要が高まっていることが要因の一つとみられています。
一方、路線価が最も低かったのは、朝来市和田山町玉置の国道312号線で、1平方メートルあたり4万1000円でした。
兵庫県内での路線価の平均は、3年連続で上昇となりました。
