大きなくちばしが特徴で、アフリカからやってきた絶滅危惧種のハシビロコウ2羽の一般公開が神戸どうぶつ王国で始まりました。
鋭い目つきに、大きな口ばし。
じっと佇んでいるのは、神戸市中央区の神戸どうぶつ王国で一般公開されているハシビロコウです。
アフリカ中央部の湿地に生息するハシビロコウは、待ち伏せして狩りをする習性を持ち、長時間動きを止めることから、「動かない鳥」として知られています。
絶滅危惧種に指定されていて、世界の動物園でも2例しか繁殖が成功していません。
神戸どうぶつ王国ではこれまで、雄と雌、それぞれ1羽を飼育。
今回新たに、コンゴ民主共和国から、雄の「サカラ」と雌の「クラル」を迎え入れ、アジアで初となる繁殖を目指します。
新たに加わった2羽は、当面、午前と午後に分けて1羽ずつ展示されるということです。
