西宮市の2つの公立病院を統合・再編し、建設が進んでいる「西宮総合医療センター」について、兵庫県は、来年7月1日に開院すると発表しました。
兵庫県と西宮市は、防災設備に課題があった県立西宮病院と、老朽化が進んでいた西宮市立中央病院の統合・再編計画を連携して進めてきました。
この2つの病院の機能を合わせた「西宮総合医療センター」は、西宮市津門大塚町のアサヒビール西宮工場跡地で建設が進んでいます。
センターの病院棟は、地上11階建て、のべ床面積5万5000平方メートルで、35の診療科目に、552の病床を備えます。
兵庫県の斎藤知事は25日の会見で、センターは来年7月1日に開院する予定だと発表しました。
工事は順調に進んでいて、建物は今年度中に完成する見通しだということです。
西宮総合医療センターは、研修プログラムを提供するなどして、医療従事者の育成拠点の役割も担います。
