
豊岡市のクマ対策連絡会議

兵庫県森林動物研究センター河野賢治さん
ツキノワグマの目撃が相次いでいることを受け、兵庫県は被害防止に向けて豊岡市で対策会議を開きました。
クマ対策連絡会議には但馬地域の市町や県の森林動物研究センターの職員らが出席しました。
県によりますと、但馬地域では2025年、ツキノワグマの目撃や被害が大幅に増えていて、5月25日には70代の男性が手や足をかまれる被害にあいました。
会議ではクマを呼び寄せない環境作りや出没を繰り返す個体の捕獲を進めることなどが話し合われました。
兵庫県森林動物研究センター 河野賢治さん
「田んぼや農地に入るときは車のクラクションを鳴らす。要らない柿の木は切ってしまうなどの取り組みも効果的」
県はクマを目撃した際は最寄りの市町への連絡を呼び掛けています。