斎藤知事らの疑惑を告発した元県民局長の情報漏えい問題を受け、斎藤知事は、自身の給与をカットする条例案を兵庫県議会本会議に提出しました。
6日の県議会を前に斎藤知事は「トップとして責任をとりたい」と条例案に理解を求めました。
斎藤知事らの疑惑告発文書問題を巡っては、5月、県の第三者委員会が、告発者の私的情報を井ノ本元総務部長が県議に漏えいしたと認定。
「知事や片山元副知事が指示した可能性が高い」と指摘しています。
一方、斎藤知事は「漏えいの指示はしていない」と否定していますが、県の情報漏えいの責任をとるとして、すでに3割減額している給与を、3カ月間、5割減額する方針を示していました。
そして、6日の県議会本会議。
斎藤知事は、自身の給与について7月から3カ月間、5割減額する条例案を本会議に提出しました。
知事の給与カット条例改正案は、議会最終日にあたる6月12日に採決される見込みで、各会派らの対応が焦点となります。
