
播州織の生地を品定めする来場者


織物の産地として知られる西脇市で、播州織の生地を集めた博覧会「播博(ばんぱく)」が開かれました。
西脇市の市街地で開かれた播州織の博覧会「播博」は、市の魅力を発信しようと企画され、2025年で6回目です。
播州織は、あらかじめ染めた糸を織り上げて生地にする「先染め織物」と呼ばれる製法で、自然な風合いと豊かな色彩、そして上質な肌ざわりが特徴です。
会場には33の企業や団体が出展し、訪れた人たちは、街歩きを楽しみながら、お目当ての生地を探していました。
また、地元の高校生が本家「万博」で披露した播州織のファッションショーも開かれ、個性豊かな服を身にまとった生徒たちに、会場からは大きな拍手が送られました。