姫路の伝統工芸品 伝承の願いを込めて雑草いけばなとコラボ展

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姫路の伝統工芸品と雑草を使った生け花がコラボする展覧会が兵庫県姫路市内で開かれています。

「雑草いけばな展郷土へのおもい」は、書写の里・美術工芸館が2026年3月末で休館することを受けて、いけばなデザイン一渓会兵庫支部姫路教室が開きました。

会場には、姫路の伝統工芸品の姫路張り子、姫山人形、姫路独楽と、身近に咲く「雑草いけばな」がコラボした作品が並べられています。

書写の里・美術工芸館では、姫路の伝統工芸品や昔懐かしい郷土玩具などを展示しているほか、伝統工芸品の製作実演、姫路張り子などの絵付け体験ができますが、老朽化に加え、入館者数が減少していることから、閉鎖が決まっています。

同教室は「伝統工芸品がこのままなくなるのは、非常に残念。1人でも多くの人に見てほしい。」と話しています。

この展覧会は、姫路市二階町の朱明堂で5月31日まで(午前10時から午後5時まで、最終日は午後4時まで)開かれています。

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