梅雨や台風シーズンを前に集中豪雨などによる河川の氾濫に備えようと、芦屋市で消防などが参加した水防訓練が行われました。
この訓練は、梅雨や台風時期に想定される河川の氾濫に備えようと毎年行われていて、5月20日の訓練には芦屋市の職員や消防隊員など約80人が参加しました。
訓練は、台風による高潮の発生で、河川が増水して住宅地に浸水の被害が予想される状況を想定。
参加者は砂浜の土砂をスコップで袋に詰めて作った約400個の土のうを、ブルーシートに積み上げて、長さ20メートルの堤防を完成させました。
参加した芦屋市職員
「難しかったんですけど今後に役立ちそうだなって思っています」
「公務員は市民の皆さんの命を守ることが使命だと思うのでこの訓練を生かして頑張っていきたいと思います」
芦屋市消防署 橋爪要一消防署長
「災害時には活動できるように手順を確認することが必要かなと思っています」
また、20日の訓練には、トライやるウィークで地元の中学生も参加。
生徒たちは、真剣な表情で訓練に取り組んでいました。

