豊岡市で3月12日、古くなったかばんや財布などに感謝し、祈りをささげる「かばん供養」が行われました。
かばん供養は「思い出の詰まったかばんや財布は捨てられない」との声に応えようと全国有数のかばんの産地として知られる豊岡市の鞄協会が年に2回行っています。
豊岡市の小田井縣神社にある日本で唯一のかばんの神様を祭る柳の宮神社には、全国から届いたビジネスバッグや財布など60点が並び、中には、卒業時の寄せ書きが書かれたランドセルもありました。
3月12日の神事には鞄業界の関係者ら15人が出席し、神職がおはらいをしてかばんを供養していました。
供養された品は状態に応じて廃棄、または、リサイクルされるということです。
