阪神淡路大震災 特別番組

6434人の尊い命が奪われた阪神淡路大震災から、まもなく28年を迎えます。
地震発生から28年となる2023年1月17日、サンテレビでは、犠牲者を追悼するとともに、記憶・教訓を継承する取り組みの重要性を考える特別番組を放送します。

【アーカイブ】

【「阪神淡路大震災1.17のつどい」~あの日からそして未来へ~】
【バトン1.17 ~震災28年 あの日を知らない子どもたちへ~】

2023117日(火)
午前530分~615
【生中継】

「阪神淡路大震災1.17のつどい」
~あの日からそして未来へ~


「1.17のつどい」の模様を、神戸市中央区・東遊園地から生中継。
<進行>
橋本 航介(サンテレビアナウンサー)
村上文香

バトン1.17
~震災28年 あの日を知らない子どもたちへ~

2023117日(火)
午後500分~730
【生放送】

<ゲスト>
安田裕己さん (安田大サーカス団長安田 西宮市出身)
阪本真由美教授 (兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科)
<VTRインタビュー >
近本光司選手 (阪神タイガース)
<司会進行>
藤岡勇貴 (サンテレビキャスター)
吉本美咲 (サンテレビアナウンサー)
<中継リポーター>
小浜英博 (サンテレビアナウンサー)
朝田夢子 (サンテレビアナウンサー)

ドキュメント5時46分
各地で営まれる追悼行事など、
鎮魂の祈りに包まれる被災地の様子を中継を交え伝える。

若い世代への継承 私が伝えたい1.17
20代や30代の若い世代に関心を持ってもらうため、
兵庫県出身の著名人に震災当時のことや今の思いを聞く。
<近本光司選手 (阪神タイガース)

精道小学校 震災教育の現在地

「なぜ、震災を語り継ぐ?」これは芦屋市立精道小学校にとって最も大切な問いだ。阪神淡路大震災で8人の児童が犠牲となった精道小学校は2003年から毎年、6年生が在校生に震災について伝える「震災を語り継ぐ会」を開いている。28年前に起きた阪神淡路大震災は、子どもたちにとっては「はるか昔の出来事」。今回、精道小学校で震災教育を担当する震災当時1歳だった井口知奈美さんにも震災の記憶はない。「なぜ、自分たちは震災を学ぶのか」「知らないことを語り継ぐ理由は?」震災を知らない児童と教諭が自らに問い続けながら阪神淡路大震災を学び、導き出した答えとは。


井口知奈美さん (29)
(芦屋市立精道小学校教諭)

震災継承の架け橋に 二十歳の語り部

震災を経験していなくても伝えていくことはできる。
そう語るのは働きながら語り部活動を行う藤原祐弥さん(20)だ。藤原さんが代表を務める「1.17希望の架け橋」は、「震災を経験していない同世代が危機感を持っていない」と風化への危機感から立ち上がった。震災を経験していない若者たちが語る「言葉」は、同じ世代の若者たちへどう届くのだろうか。
働きながらボランティアとして活動する藤原さんたちの思いとは?


藤原祐弥さん (20)
(1.17希望の架け橋 代表)

安田裕己さん 亡き友の言葉

あの日、安田さんはビルの前で名前を叫び続けた。
親友の山口恵介さん(当時20)が生き埋めになり亡くなった。夢だった芸人の道を後押ししてくれたのが恵介さんだった。
亡き友の言葉が今どう生きているのか。28年前の阪神淡路大震災や震災を知らない若い世代へのメッセージを伝える。


安田裕己さん (48)
(安田大サーカス )

サンテレビ防災啓発プロジェクト特集

子どもたちに伝えたい震災メッセージ
サンテレビの震災映像を活用した防災学習への初の取り組み。
手のひらで桜の木を描く「命の一本桜」プロジェクトなどを通して、
命の大切さについて考える特別授業を実施してきた加古川市立平荘小学校を訪れ、
2022年の1.17特番を見て、震災を知り、伝える、備えることについて
吉本アナウンサーと一緒に話し合ってもらった。

サンテレビ防災啓発プロジェクトについて
震災を知らない世代の教員や児童・生徒たちに震災教育として対象番組を録画したDVDや、サンテレビ 公式YouTubeチャンネルでのアーカイブ配信を使用する際の申請手続きを不要とします。(2024年1月17日まで)

使用後は番組のご意見ご感想をこちらからお寄せください。

  • サンテレビはこの活動を通して、SDGsの目標のひとつである「住み続けられる安全なまちづくり」を目指し、防災・減災に放送分野以外でも取組んでいきます。