〈9/7 阪神 2-0 広島(甲子園)〉
勝:湯浅
S:岩崎
敗:アドゥワ
土日の日記の更新はお休みなので、マジックは「4」の『笑うネルソン』が最後になっているけど、この日記が更新されるときには、突然優勝してるという(笑)
もう優勝してしまったのであれだけど、金曜日と土曜日にマジック減らしたよって書いたのがあるんでよかったらついでに読んでってください。…や、まぁええか(笑)
そう。2025年、阪神タイガースは2年ぶりのリーグ優勝を決めた。
9月7日の決定というのは、9月8日だった巨人の持つ記録を抜いての両リーグ最速だっていうから、気持ちがいい。
そんな試合を、現地で観ることができました。
そりゃもうちょっと足踏みして楽しみを先にとっておきたいという思いもなくはなかった。
でも、そんな舐めたこと言うと野球の神様はきっと言う。
「2008年を忘れたんか」と。ドス効きすぎやろ…。
毎日勝ってほしいと応援して、目の前の試合を一つずつ勝って、その積み重ねが今日になったのなら当然それでいい。
それに、この甲子園で藤川監督の胴上げを実現できた。
さらに言うと、サンテレビの中継で優勝できた。これがまた嬉しい。
私はサンテレビファン。
暑い日も雨の日もどんな日も、最高のゲームをタイガースファンに伝えたいと日々奮闘しているのを、この日記がご縁で、少し近いところから見てる。
彼らは、優勝する試合を自分たちが中継したいと、口を揃えて言ってきた。
先発は才木。
2年前のアレの日の先発も才木で、今日も才木で。
経験者が投げてくれるなんてこれほど心強いものはないし、才木自身も楽しんで投げたいと臨んだ。
4回3安打無失点の好投を続けていた才木。
2回に1点を先制していたこともあって、楽な気持ちで見ていたが、1球で状況は変わる。
5回先頭の石原にデッドボール。頭部だったので危険球退場となった。石原に大事はなさそうで安心したが、満員の甲子園の雰囲気は一変。たちまち不安に包まれた。
ここで登板したのは湯浅。
スクランブル登板となったが見事な投球だった。
湯浅がここを繋いでくれなかったら、このあとどうなったかはわりと悪い方に想像ができる。
今日最大と言っていいピンチを乗り越えたことで、甲子園のボルテージは最高潮に。
今日の甲子園は、ひとつひとつのプレーに地響きのような大歓声が沸き起こった。そのたびに、今日の試合の勝利が強固なものになっていった気がする。
打線は9安打しながら、得点は犠牲フライの2点のみというものだったが、取れるところでしっかり取った。
先発が4回で降板したというのに、湯浅、桐敷、及川、石井、岩崎で無失点リレー。
2年前、横田の登場曲で登場した岩崎が、今日は藤川監督、いや、“球児”の登場曲、LINDBERGの「every little thing every precious thing」で登場した。
岩崎ならなんとなくそうするかもと思っていたので動画を撮るべくスマホを構えたのだが、なんだか泣けてきた。
岩崎にとって“球児”は監督でもあるが、かつては共に戦う戦友であり、ブルペンをまとめ引っ張ってくれた兄貴だった。
今、岩崎がその立場となって、この曲で登場。
“球児”がいたあの頃があるから、岩崎の今がある。

いい写真でしょ?
4月の異動で担当が変わった「おっ!サン」が、優勝に備えて緊急配備され、この写真を撮ってくれました。
勝負ごとの前にはカツサンドでゲン担ぎする「おっ!サン」
は、「緊張して何も食べられないかもしれない」って言ってたくせに、カツサンド以外におにぎり隠し持ってました。
これを書いている今は優勝特番もひと通り終わった時間。
でもまだまだ嬉しいよ。本当に。嬉しくて、心と目元がずっと温かい。
みんなみんな、ありがとう!
阪神タイガース!リーグ優勝おめでとう!
[今日のヘルナンデス]
ファームの遠征には同行せずビールかけに参加させてもらえることになっていた。
優勝が決まった瞬間、歓喜の輪の中に背番号「95」を探す。
いたーー!!!モーチョ!!!
おめでとう!!
一緒に祝えて嬉しいよ!!
