〈7/16 阪神 0-6 中日(甲子園)〉
勝:高橋宏
敗:才木
才木浩人と高橋宏斗の「ヒロト」対決にちょっとワクワクしていた試合前が遠い昔のことのよう。
打線の援護なく、タイガースは高橋宏斗に完封負けを喫した。
単打がパラパラと4つ。ホームどころか三塁ベースも遥か遠く。
まぁ、長いシーズン、こんな日もあるわ。(震える声)
藤浪が日本球界復帰のニュース。
DeNA入団の正式発表があった。
複雑な気持ちでいる。
一番はアメリカで長く活躍してもらいたかったから。だから帰ってくるの、少し早すぎやしないかと。
そして、復帰するチームは阪神タイガースではないという現実。
今いるピッチャーたちの顔ぶれと役割を見ると、今のタイミングでは残念なことにタイガースにはその場所がない。
なのに、他へ行かれるのも嫌だという。
ただ、藤浪にとっては新天地、新しい挑戦の一歩目だ。
タイガース相手に好投されては困るけど、ほかでまたすごいピッチングして驚かせてほしい。
ただ、DeNAのユニを着て現れたとき、「似合ってねーぞ」とは言うと思う。きっといつまでも言う(笑)。
そして!こちらはルーキーの初登板があったのだ。育成ドラフト3位から、支配下登録を勝ち取り、この日一軍初昇格した早川太貴だ。
背番号31のユニフォームは、このウル虎ユニしか間に合っていないというぐらいだから、目まぐるしい環境の変化を味わっているのだろうと思う。
9回表、0-5という敗戦濃厚な中で初登板。
二死1,3塁だったが、バッターは、打つ気のない高橋宏斗。
こんなルーキー初登板おあつらえ向きのシチュエーションよくあったな!と感心していたのだが、マウンドの早川はそんな余裕などなかったよう。
緊張のあまり1ボールから、ボークで三走を還してしまう。
「マウンドで投げることには変わらないので」とコメントしていたそうだが、きっとイメージしていたプロ初登板とは全く別のものだったろう。
でも、大きな一歩目を踏み出したのだ。
登場曲Aqua Timezの「虹」が今の早川とリンクしててぎゅっとなった。
「大丈夫だよ」
「やっと同じ空の下で笑えるね」
次はみんなで笑おう。
[今日のヘルナンデス]
登録抹消。
チームは後半戦を前に選手の見極めをする段階だから、やむを得ない。
昨日一本出てたらまた状況は違ったかもしれない。
だけどな!今日の試合を見たってまだチームは盤石ではない。堂々と言えることでもないけども!
何が言いたいって、まだチャンスあるで!
ファームで打ちまくって上がってきてな!
