
ヴィッセル神戸 10大迫勇也(10/16)/©︎VISSEL KOBE

ヴィッセル神戸 吉田孝行監督(10/16) /©︎VISSEL KOBE

J1順位表
■鹿島と勝点5差
J1リーグ3連覇をめざす4位・ヴィッセル神戸は10月17日(第34節)、本拠地ノエビアスタジアム神戸で首位の鹿島アントラーズと対戦する(19時キックオフ)。
ヴィッセルは前節(10/4)、浦和レッズに0-1で痛い敗戦を喫し、鹿島との勝点差は「5」に広がった。
大一番を控えた16日、FW大迫勇也が練習後に報道陣のリモート取材に応じた。
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Q.浦和戦で途中交代ーー
「試合前日にアクシデントがあり、試合前半にちょっと悪化したので大事を取って(交代した)。軽くて済んだと思います」
Q.6~7月にも離脱したーー
「腸腰筋という初めての場所で肉離れ。経験したことがない感じだったので、個人的には調整は難しかった。ケガ人が出ても誰かが埋めることができているので、チームとして強くなっている」
Q.鹿島の3連覇達成時(2009年)に在籍ーー
「当時は1年目で右も左も分からず、ただがむしゃらにやっていたので、先輩たちに引っ張ってもらいました」
Q.あす、どう戦うーー
「プライドを持って戦うだけ。点を取ること、アシストすること、ゴールに絡むプレーを見せたい。ホームなので、皆さんいい雰囲気を作ってくれると思うので、その後押しを受けながら戦いたい」
Q.極限の戦いを制するものはーー
「積み重ねでやってきたものが僕らにはある。各々がいろんな経験を得ているので、それをあした、ピッチの中で表現できるかどうかだと思う。頑張ります」
■バチバチの戦いに
吉田孝行監督も取材に応じた。
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(冒頭に)
「大一番だと思うし、勝てば状況は多少変わってくる。勝つことだけに集中してやりたい」
Q.鹿島についてーー
「得点力もあるし、いろんな選手が点を取れる本当に強いチームだが、自分たちも引けをとらない。追い越す準備はしてきたし、勝つだけですね」
Q.選手たちにはーー
「(鹿島を)どうやって攻略するかは落とし込んだ。ただ、戦術以前に、選手たちがこの試合に懸けているという思いは練習から伝わってくるので、それをしっかりあした出すだけ」
Q.どんな戦いにーー
「あしたはもう本当に肉弾戦と言うか、バチバチの戦いになる。その中で自分たちは冷静さを失わず、クリーンなサッカー…クリーンだけれども、フィフティフィフティのボールは厳しくいく。自分たちがやるべきことを、攻守においてやるのが一番大事かなと思う」
「確かに自分たちはポイント差5も離されていて、勝つしかないかもしれないが、なにか慌ててバランスを崩すとかではなく、自分たちがやってきたことを信じて、それをやっていくだけだ」
■Vめざして
J1リーグ戦は鹿島戦を入れて残り5試合。
35節(10/26)新潟、36節(11/9)G大阪、37節(11/30)FC東京、最終節(12/6)京都と対戦する。
一方、連覇をめざす天皇杯の準決勝(11/16)や、ACLE(10/22、11/5、11/26、12/9)の戦いもあり、ハードな日程が続く。
(浮田信明)