日頃の備えについて改めて意識を高めてもらおうと、丹波篠山市では、市民が参加する防災訓練が行われました。
丹波篠山市の雲部地区で行われた総合防災訓練には、地域住民およそ250人が参加しました。
訓練は、丹波篠山市西部を通る御所谷断層帯を震源とする震度6の地震が発生した想定で実施。
自衛隊が孤立集落の人たちを車に乗せるなど、各自で指定避難場所の中学校の体育館に移動し、災害時の避難経路を確認していました。
また、段ボールベッドの組み立てなど、避難所を設営する訓練も行われ、参加した人たちは、使い心地を確かめながら、必要な設備について学んでいました。
丹波篠山市は、市民の防災意識向上につなげるため、今後も訓練を続けたいとしています。