被災者の移動手段を円滑に確保 兵庫県が日本カーシェアリング協会と協定締結

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兵庫県は災害時に移動手段を失った被災者に車を確保するため、宮城県に本部を置く一般社団法人と協定を締結しました。

25日、県と協定を結んだのは、災害などで移動手段をなくした被災者らに無償で車を貸し出す活動を行っている、一般社団法人「日本カーシェアリング協会」です。

協会はこれまで東日本大震災や熊本地震の被災地など全国で支援を実施。

去年の能登半島地震では、被災者などに延べ5600台以上の車の貸出支援を行いました。

今回の協定では、災害発生時に県が協会に協力を要請し被災者やボランティアが車を活用できる体制を整えるとしていて、県内では去年12月、姫路市とも同様の協定を結んでいます。

日本カーシェアリング協会は、走行距離や車検など一定の条件を満たした中古車や使われなくなった車の提供を呼び掛けています。

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