この夏に予定されている参議院選挙を前に、兵庫県警は選挙期間中の違反行為を摘発する取り締まり本部を設置しました。
午後1時、県警本部の捜査第2課に、選挙違反取締本部の看板が掲げられました。
取締本部では、県警本部と県内46の警察署で合わせて8279人が選挙違反の警戒にあたります。
県警によりますと、前回の参院選では、選挙活動を妨げる「自由妨害」で逮捕されたり他人になりすます「投票偽造」で書類送検されるなど、合わせて15件の違反があったということです。
今回は、23日までの取り締まりで、法で認められた以外の方法で文書を配る「文書頒布違反」が1件あり警告したということです。
参院選兵庫選挙区には、改選数3に対し過去最多の14人が立候補を表明しています。