2019年に神戸市の中学校で、男子生徒が顔を負傷したことなどについて、市の教育委員会の第三者委員会が追加調査を取りまとめ、いじめの事実を改めて認定しました。
2019年6月に神戸市立中学校で当時、中学1年の男子生徒が同級生に足を掛けられて転倒し、顔を手すりにぶつけるなどのけがをしました。
男子生徒はその後、心的外傷後ストレス傷害などを発症し、転校したということです。
この問題を巡っては、2022年に第三者委員会が、いじめを認定する調査結果を公表しましたが、男子生徒の両親が「調査が不十分」として、再調査を求めたことを受け、新たな第三者委員会が追加調査を進めてきました。
報告書によりますと、これまでの事案に加え新たに3件がいじめにあたると認定しました。
市の教育委員会は「再発防止に努める」とコメントしています。