22市長を書類送検
2024年の兵庫県知事選の期間中、特定の候補者の支持を表明したのは公職選挙法に違反するとして、兵庫県内22の市長が書類送検されたことが分かりました。
2024年11月の県知事選では、「市長会有志」として兵庫県小野市の蓬莱務市長をはじめとした県内22の市長が、当時候補者だった前の尼崎市長・稲村和美さんの支持を表明していました。
この行為が公職選挙法で禁止されている自らの肩書を利用した選挙運動にあたる可能性があるとして、2025年1月、元川西市議の女性が刑事告発していました。
捜査関係者によりますと、警察は6月13日、市長22人を公職選挙法違反の疑いで神戸地検に書類送検したということです。
検察に起訴を求めるかどうかなどの「処分意見」は明らかにしていません。
地検は今後、起訴するかどうかを慎重に判断する見通しです。