兵庫県議会最終日 知事給与減額案は「継続審査」

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兵庫県議会の6月定例会が12日、最終日を迎え、斎藤知事の疑惑告発者の私的情報漏えい問題を巡り、知事が提出した自身の給与を減額する条例改正案は、「継続審査」となりました。

兵庫県議会の6月定例会では、斎藤知事らの告発文書を作成した元県民局長の私的情報が漏えいした問題を巡り、知事は自身の関与を否定する一方、情報漏えいの責任を取るとして、知事給与を減額50パーセント3カ月とする条例改正案を6日に提出していました。

第三者委員会の報告書では、井ノ本元総務部長が県議3人に情報漏えいしたと認定し、「知事と元副知事の指示による可能性が高い」と指摘しています。

定例会最終日の12日は、議会側から情報漏えい問題の事実解明が不十分で、知事の処分は時期尚早などの声が相次ぎ、6月定例会では結論を出さず、「継続審査」となりました。

また、県議会の百条委員会の非公開情報や、真偽不明の情報を政治団体党首の立花孝志氏に漏えいした、増山誠県議と岸口実県議に対する問責決議案も提出され、可決される見通しです。

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