丹波篠山市で農作物を荒らすニホンザルを追い払う訓練を受け、テストに合格した飼い犬がサルの追い払い活動に取り組む「モンキードッグ」に新たに認定されました。
「丹波篠山モンキードッグ」に認定されたのは、畑総一郎さんの飼い犬でブリタニー・スパニエルの雄ラーツくん(1)です。
モンキードッグとは飼い主と一緒に里山をパトロールし、出没したサルに吠えたり追い払うよう訓練された犬のことで、丹波篠山市は2010年度から農作物の被害を減らそうとモンキードッグの育成を支援してきました。
認定式では、酒井隆明市長からモンキードッグの認定書の他首輪がプレゼントされ、「ラーツ」は訓練の成果を披露しました。
【モンキードッグに認定さあれたラーツの飼い主 畑総一郎さん】
「サルも多いですし 獣害がすごく多いので地域の皆さんは困っています。少しでも役に立ったらと思ってやってみようと思った。サルを頑張って追い払ってほしいです」
現在市内では約130匹のニホンザルが確認されていて11匹の認定モンキードッグの活躍に期待が寄せられています。