理化学研究所は、スペインにある世界有数のスーパーコンピューターの研究機関との協力関係を継続していくことを記念し、特別イベントを開きました。
理化学研究所計算科学研究センターは、スーパーコンピューター「富岳」をより効率的に広い分野で生かそうと、スペインのバルセロナ市にあるヨーロッパ有数のスパコン拠点と2022年に協力関係を結びました。
カタルーニャ州のイリャ首相などが訪れ「富岳」を視察。
2022年に結んだパートナーシップを継続していくことを改めて確認し、覚書を交わしました。
【理化学研究所計算科学研究センター 松岡聡センター長】
「もともとバルセロナ市と神戸市は姉妹都市でなぜ姉妹都市かというと同じような地形を抱えている。同じ地形を抱えていると都市として同じような問題を抱える。研究者の人材交流等を行って両方のスーパーコンピューターと量子コンピューターを進展させていく」
理化学研究所計算科学研究センターは、今後、バルセロナ市のスーパーコンピューター研究機関と協力し、新たに気候変動や災害などの分野で研究を進めるということです。