神戸連続児童殺傷事件から28年 殺害された土師淳君の父親が手記公表

  • X
  • Facebook
  • LINE
  • 公表された手記

  • 土師淳君の父親の守さん

1997年の神戸連続児童殺傷事件で土師淳君が殺害されてから28年となり、淳君の父親が今の思いをつづった手記を公表しました。

1997年、神戸市須磨区で小学生5人が次々と襲われた神戸連続児童殺傷事件では、5月24日、当時小学6年だった土師淳君(当時11)が当時中学3年の少年に殺害されました。

淳君の父親の守さんは、事件から28年に合わせて寄せた手記で、「私たち家族の次男への思いは、28年という年月が経過しても変わることはありません。」と、胸の内を明かしました。

加害男性からの手紙は2017年以降途絶えていて、「自分が犯した事件に真摯に向き合ったうえで、私たちの思いに答えるような対応をして欲しいと思います。」とつづっています。

また、兵庫県で犯罪被害者等支援条例が施行され、見舞金制度が制定されたことについて、「意義は大きく、他の都道府県にも拡がって欲しい」とし、「犯罪被害者を取り巻く環境が更に改善することを願っています」とコメントしました。

おともだち登録するだけ! LINEでニュースを読もう! ともだち登録をする 毎週配信(月・火・金) 1回で8記事をダイジェスト形式で配信。