420人が犠牲となった北但大震災から5月23日で100年となり、豊岡市で追悼行事が営まれました。
豊岡市城崎町で営まれた追悼行事には、豊岡市の門間雄司市長や、地元の消防団員などが出席し、犠牲者に黙とうを捧げました。
1925年5月23日、円山川河口付近を震源に最大震度6を記録した北但大震災では、豊岡や城崎などで合わせて420人が犠牲となりました。
発生から100年となった23日の追悼行事では、震災の一周忌で建立され、このたび修繕された慰霊塔の除幕式も行われ、参加した人たちが、震災の教訓を忘れず、安全なまちづくりを進めることを誓っていました。
豊岡市城崎消防団 椿野仁司団長
「先人の皆さんの思いを我々につないでこられたというのも城崎人として誇りとするべきことじゃないかと、先人の皆さんのつくってきた城崎のまち、教訓をこれから生かして未来に向かって、防災力を高めることをやっていきたい」
24日、豊岡市では、まちの復興の歴史や防災について学べるイベントが開かれます。