宍粟市では初夏を彩るクリンソウが見頃を迎えています。
涼し気な川のせせらぎを背に可憐に咲くクリンソウ。
宍粟市に残る製鉄遺跡に整備された天児屋たたら公園では、クリンソウの群落が見頃を迎えています。
クリンソウは何段にも重なり合う花の輪が、仏教建築の塔の先端にある「九輪」に似ていることからその名が付いたと言われています。
近くに小川が流れていて適度に湿度を保てることや真砂砂鉄を取った後の土がクリンソウが育つ土壌として最適であることなどから、天児屋たたら公園は国内でも有数のクリンソウの群生地となりました。
天児屋たたら公園のクリンソウは5月いっぱいまで楽しめそうだということです。