突進する 神戸スティーラーズ 植田和磨(5/17 東大阪市花園ラグビー場) /(c)ジャパンラグビーリーグワン
リーグワンD1 プレーオフ組み合わせ
■植田、逆転を演出
<リーグワンD1 プレーオフ準々決勝>
○神戸スティーラーズ 35-20 静岡ブルーレヴズ(5/17)
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ラグビー・リーグワン1部(D1)のプレーオフ準々決勝・第1試合が5月17日、東大阪市花園ラグビー場で行われ、5位・コベルコ神戸スティーラーズは4位・静岡ブルーレヴズを破って準決勝に進んだ。
3-7とリードされた前半27分、アーリーエントリー選手のウィング・植田和磨(報徳学園高-近畿大)が相手ディフェンスラインを突破。
バランスを崩しながらもゴールライン付近までボールを運び、最後はワイサケ・ララトゥブアが逆転トライを決めた。
後半、静岡に24-20と4点差に迫られたが、33分、ブリン・ガットランドのキックパスを、イノケ・ブルアがキャッチしてそのまま左隅にトライし、突き放した。
上位相手に“下剋上”を果たした神戸スティーラーズは、リーグワン発足後、初の4位以上が確定した。
■24日に準決勝
神戸スティーラーズは24日の準決勝で、連覇をめざす1位・東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)と対戦する(東京・秩父宮ラグビー場)。
リーチ・マイケルやジョネ ・ナイカブラらを擁するBL東京に対し、神戸スティーラーズはレギュラーシーズン2戦して2敗。
4月の対戦では11トライを奪われ、28-73で完敗した。
今回は準々決勝勝利の勢いに乗って、リベンジをねらう!
(浮田信明)