子どもたちに自転車での事故防止を呼び掛けようと、相生市の小学校で交通安全教室が開かれました。
この「自転車教室」は、兵庫県トラック協会の協力を得て相生警察署などが開いたもので、相生市立若狭野小学校と矢野小学校に通う3・4年生合わせて18人が参加しました。
教室では、児童たちが自転車に乗る時の交通ルールやトラックが曲がる際、後輪が前輪の内側を通る「内輪差」が大きいことを警察官などから教わりました。
その後、トラックの運転席に実際に乗り込み、近くにいる歩行者などが運転席からは見えづらい死角があることを確認していました。
相生署によりますと管内では、ことし3月末時点で28件の人身事故が発生していて、このうち自転車が関係する事故は、去年より5件多い11件だということです。
相生署は、自転車を運転する際は、ヘルメットを着用することや夜間帯にはライトをつけることなどを呼び掛けています。