垂水警察署
15日午前、神戸市垂水区の県道で、路線バスが急ブレーキをかけた際、複数の乗客が転倒し、1歳の男の子を含む12人がけがをしました。
15日午前8時40分ごろ、神戸市垂水区清水通の県道で、山陽バスを運転していた男性(51)から「急ブレーキをしたことで複数の負傷者が出た」と消防に通報がありました。
消防などによりますと、バス停で停車後に、本線に戻ろうとした際、後ろタクシーが近づいてきたため急ブレーキをかけたところ、複数の乗客が転倒し、12人が打撲をするなどのけがをしたということです。
このうち、1歳の男の子と20代から70代の男女合わせて7人が病院に搬送されましたが、いずれも意識はあり、命に別条はないということです。
バスには当時約40人の乗客がいたということで、警察が詳しい状況を調べています。
山陽バスは、「事故になったことは、お詫び申し上げる」とコメントしています。