兵庫県が建て替えを予定している、がん専門病院・兵庫県立がんセンターの起工式が、5月14日に明石市内の建設予定地で行われました。
起工式には兵庫県の斎藤知事や明石市の丸谷市長らが出席し、工事の安全を願いました。
現在の県立がんセンターは、1984年に明石市に建設されたがんの専門病院で、施設の老朽化などのため県が、総事業費428億円を投じて建て替えることを決定。
現在のがんセンターに隣接する県立明石西公園の跡地に建てられます。
新施設は病床数が360、地上7階、延べ床面積が3万8、750平方メートルで、患者への負担が少ないロボット手術など、最先端のがん医療が提供される他、がん診察を行う医療機関への教育や研修を行います。
新しい県立がんセンターは、2027年度に開院する予定です。