神戸市内の飲食店関係者からみかじめ料を受け取ったとして、兵庫県警は、特定抗争指定暴力団六代目山口組系組員の男を逮捕しました。
兵庫県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕されたのは、特定抗争指定暴力団六代目山口組傘下組織の組員の男(62)です。
県警によりますと、組員の男は2023年12月、「暴力団排除特別強化地域」に指定されている神戸・三宮地域にある飲食店など4店舗に対しみかじめ料として、店舗経営者らから合計8万円を受け取った疑いが持たれています。
また、みかじめ料を支払った飲食店の20代から30代の男3人も暴力団排除条例違反の疑いで逮捕されています。
飲食店の男3人は、別の事件でも逮捕されていて、その捜査のなかで今回の事件への関与が分かったということです。
警察は4人の認否を明らかにしていません。
他にもみかじめ料のやりとりがあったとみて、捜査を続ける方針です。