尼崎市で古くから作られている伝統野菜の「一寸ソラマメ」が旬を迎え、9日、即売会が開かれました。
雨の中に続く長い列。
そのお目当ては…?9日から販売が解禁されたのが尼崎市の伝統野菜「一寸ソラマメ」。
実は、尼崎市ではおよそ1300年前にソラマメの栽培が始まったと言われています。
一粒がおよそ3センチと一寸ほどの大きさからその名がつけられた一寸ソラマメは、1950年代以降、農地や農家の減少により幻の野菜となりました。
尼崎市はおよそ30年前から一寸ソラマメをはじめ地元で収穫される野菜を「あまやさい」と名付け、アイスなどの加工品を作るなどしてPRしています。
9日は市内のJAで一寸ソラマメの即売会が開かれ、わずか17分で500袋が完売しました。
一寸ソラマメの即売会は、10日は富松神社で開かれ、JA兵庫六甲塚口支店では5月12日から16日の期間、午後2時から販売されます。