三木市は5月9日、ベビー用品メーカー大手の「ピジョン」と災害時の支援などに関する包括連携協定を締結しました。
三木市と包括連携協定を結んだのはベビー用品メーカー大手の「ピジョン」です。
三木市は全国に先駆けて3歳児以上の幼児教育・保育の無償化に取り組むなど、子育て支援に力を入れています。
この協定は、ピジョンが培ったノウハウや消費者の意見などのデータを市の子育て支援に生かす他、災害時に優先してベビー用品の支援を行うことを目的に締結されました。
ピジョンは多数の自治体と協定を結んでいますが、災害時に物資を供給する協定を市と結ぶのは全国で初めてだということです。
【三木市 仲田一彦市長】
「今保護者が困っている課題、子どもたちや赤ちゃんに必要な対策をデータを基にとっていきたい。そうすることでこれまで以上に子育てしやすいまちにしていきたい」
【ピジョン ベビーケア事業本部 大口将利本部長】
「いろいろな悩みに対して物を通してのソリューションや情報をお届けする。子どもを持つということに楽しみや希望を感じられる世の中にできる活動にできれば」
市は今後、子育て関連のセミナーなど具体的な連携事業を検討していきたいということです。