重度身体障害者の就労をテレワークで支援する企業が神戸市内で入社式を開き新入社員たちが新生活への第一歩を踏み出しました。
神戸市内で入社式を開いたのは、神奈川県にある「スタッフサービス・クラウドワーク」です。
2025年度は兵庫県を含む近畿エリアから4人が正社員として入社しました。
現在所属する全国594人の在宅社員はパソコンなどの事務作業を担当。この会社では通勤が難しい重度身体障害者の就労をテレワークで推進していて、本人の生活リズムに合わせた「シフト制」や、孤独感を払拭する「ウェブ会議」などを導入しています。
5月8日の入社式で新入社員たちは今後の業務に関する説明を受け少し緊張した表情を見せつつ期待に胸を膨らませていました。
障害者を雇うよう義務付ける法定雇用率が、2026年7月、民間企業で2.7%まで引き上げられる中こうした取り組みに注目が集まります。