神戸ストークスと選手契約する 90野溝利一
(左から)移籍する10渡邊翔太、契約満了の1中西良太、契約満了の12川島聖那
■攻守に躍動
B2神戸ストークスは4月28日、特別指定選手として今シーズン後半から加わっていた野溝利一(のみぞ・りいち)と来シーズンの選手契約を結ぶと発表した。
野溝は長野県出身。22歳。
山梨学院大4年時の昨年末に神戸ストークスに加わり、30試合に出場した。
身長165㎝ながら“司令塔”として攻守にアグレッシブなプレーを見せ、新本拠地・ジーライオンアリーナ神戸でのこけら落としゲーム(4月5日)では、試合終了寸前、起死回生の同点3ポイントシュートを決め、チームを救った。
正式に選手契約を結ぶことについて野溝は、
「プロキャリアを神戸ストークスで始められることをとても嬉しく思います。携わってくださる全ての方への感謝を忘れず、日々成長しています」とコメントした。
神戸ストークスの来シーズン契約選手は野溝が最初。
■渡邊翔太が移籍へ
一方、神戸ストークスは同日、8選手との契約が満了し、このうちキャプテンを務めた渡邊翔太(31歳)は他クラブへの移籍が決まっていると発表した。
渡邊は神戸市出身で5シーズン在籍。
「2024-25シーズンをもってストークスを離れることになりました。
ここ兵庫でプレーできたことに感謝しています」とコメントした。
また、神戸市出身のビッグマン・中西良太(36歳)、今シーズン大きく成長した川島聖那(25歳)、帰化選手のカロンジ磯山パトリック(25歳)、アシストで貢献した綱井勇介(29歳)、今シーズン新加入した山本楓己(26歳)、ルーキーの藤原瞭我(23歳)、今シーズン596得点を挙げたネイサン・エイドリアン(アメリカ 30歳)の7選手が、4月28日付でBリーグの自由交渉選手リストに公示された。
(浮田信明)