INAC神戸 ハットトリックを記録した 9カルロタ・スアレス /(c)WE LEAGUE
WEリーグ 順位表
■得点トップに
<WEリーグ 第19節>
○INAC神戸 3-1 セレッソ大阪(4/27)
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女子プロサッカーWEリーグ・INAC神戸レオネッサは4月27日、ホーム・ノエビアスタジアム神戸でセレッソ大阪ヤンマーレディースと対戦した。
前節の広島戦では、攻めながらも得点を挙げられず、悔しい敗戦となったが、この日は鬱憤を晴らすかのように、エースのFWカルロタ・スアレス(スペイン)がハットトリックを記録した。
前半12分にセレッソに先制されたが、20分、左サイドからDF土光真代が上げたクロスに、スアレスが中央で頭で合わせてまず同点。
32分、FW桑原藍が左サイドから上げたクロスに、スアレスが頭でボールをグラウンドに叩きつけて逆転ゴールを決めると、後半8分には、相手パスをインターセプトし、GKの股下を抜く右足シュートで3点目を挙げた。
スアレスは今シーズン通算12得点となり、一気にリーグ得点ランキングのトップに躍り出た。
試合後、スアレスは
「クロスの質がとても良かったです。ボールが良かったので合わせるだけでした。まだ優勝の可能性が残されているので、最後まで信じてしっかり戦っていきたいと思います」と語った。
■三つどもえ続く
3位INAC神戸はセレッソを破り、勝点「42」としたが、首位の日テレ・東京ベレーザ(東京NB)と、2位・三菱重工浦和レッズレディースもともに勝ち、前節から順位は変わらない。
次節(5/4)は、首位・東京NBとアウェイで戦う。
宿敵を破って、優勝戦線に留まることができるか。
(浮田信明)