神戸スティーラーズ 日和佐 篤 /(c)ジャパンラグビーリーグワン
リーグワンD1 順位表
■6位以上が確定
<リーグワンD1 第16節>
○コベルコ神戸スティーラーズ 59-33 三菱重工相模原ダイナボアーズ(4/26)
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ラグビー・リーグワン1部(D1)コベルコ神戸スティーラーズは4月26日、東大阪市花園ラグビー場で三菱重工相模原ダイナボアーズに快勝し、勝点を「46」に伸ばした。
2試合を残して6位以上が確定し、リーグワン発足後、初めてのプレーオフ進出を決めた。
神戸スティーラーズは前半、ウイングのイノケ・ブルア(フィジー)の連続トライなどで24-7とリードして折り返した。
後半、相模原に10点差まで迫られたが、11分、フランカーのティエナン・コストリー(ニュージーランド)が突進し、パスを受けたスクラムハーフの日和佐篤が中央にトライ。
さらに4分後、アーリーエントリーのウイング・植田和磨(近大)がリーグワン初トライを決め、相模原を突き放した。
神戸スティーラーズは計9トライを挙げ、5トライの相模原に3トライ以上の差を付けたため、勝点「5」を獲得した。
■リーグワン4年目で
「神戸製鋼」時代に日本選手権7連覇を果たすなど、輝かしい歴史を持つ神戸スティーラーズだが、リーグワン発足後は7位→9位→5位にとどまり、プレーオフ進出を逃してきた(昨シーズンまでは4位以上がプレーオフ進出)。
今シーズンは、第11節から5勝1敗と調子を上げ、白星が先行。
相模原を破って6位以上が確定し、念願のプレーオフ進出を決めた。
神戸スティーラーズは次戦(5/4)横浜キヤノンイーグルスと戦い(東京・秩父宮ラグビー場)、レギュラーシーズン最終戦(5/10)は、ホーム・ノエビアスタジアム神戸に静岡ブルーレヴズを迎えて戦う。
プレーオフは5月17日から東大阪市花園ラグビー場で始まり、決勝は6月1日に東京・国立競技場で行われる。
(浮田信明)