みなとのもり公園で開かれている「震災と未来のこうべ博」
震災の記憶を継承し、災害に対する意識を高めてもらおうと兵庫県神戸市内で体験型の防災イベントが開かれていて多くの家族連れが訪れています。
神戸市中央区のみなとのもり公園で開かれている「震災と未来のこうべ博」。
阪神淡路大震災から30年、震災の経験と教訓を継承し、防災への意識を高めてもらおうと神戸市が企画しました。
イベントには約135の企業や団体が参加、防災や減災つながる新しい技術や取り組みが披露。
他にも、防災ポンチョを作る工作教室や、水だけでおいしく食べられる非常食の試食などに多くの家族連れが訪れていました。
今後30年以内の発生確率が80%程度とされている南海トラフ巨大地震では、最大で約30万人の犠牲者が想定されています。
イベントに訪れた人たちは、改めて災害への備えの大切さを感じていました。
この防災イベントはみなとの森公園のほかメリケンパークやデザイン・クリエイティブセンター神戸など神戸市内の会場4カ所で4月26日と27日、開催されています。