兵庫県警の新たな本部長が着任会見を開き、「県民の安心安全を守る職責をしっかり果たしていきたい」と抱負を述べました。
3月31日付で着任した兵庫県警の小西康弘本部長は、岡山県出身の56歳で、これまでに石川県警の本部長や、警察共済組合の理事などを務めてきました。
4日の会見で小西本部長は、特殊詐欺被害の防止や、SNSなどで求人を募り匿名性の高い通信手段でメンバーを入れ替えて犯罪を行うトクリュウ対策、それに暴力団対策などに「しっかり対応していきたい」と意気込みを語りました。
この他、小西本部長は、兵庫県の斎藤知事の文書問題や去年の知事選を巡る刑事告発などについて、「不偏不党の立場を堅持しつつ、適切な捜査指揮を執っていきたい」と述べました。