ジーライオンアリーナ神戸(神戸港・第2突堤) 外観と内部
サブアリーナで練習する神戸ストークス
■神戸港に完成
プロバスケットボールB2神戸ストークスは、あす4月5日の夜、神戸港・第2突堤に完成した「ジーライオンアリーナ神戸」で初めての試合を行う(vs山形ワイヴァンズ)。
収容1万人規模の民設民営アリーナで、2年をかけて建設されてきた。
高さ24mの巨大なLEDビジョンや、得点などを表示する「センターハングビジョン」、全長183mの横長「リボンビジョン」が場内を盛り上げる。
4日夜にこけら落としイベントが行われ、神戸ゆかりのゲストスピーカーらによるトークショーなどで開場を祝う。
アリーナを運営する株式会社「One Bright KOBE」では年間80%の稼働率を見込んでいて、今後、神戸ストークスのホームゲームをはじめ、コンサートなど各種イベントが開催される。
■負けられない!
神戸ストークスは今シーズンあと6試合(うちジーライオンアリーナ神戸で4試合)となった。
プレーオフ“最後のイス”まで2ゲーム差あり、負けられない試合が続くが、2月に東頭俊典(とうどう・しゅんすけ)ヘッドコーチが就任して以来、10勝3敗と好調をキープしている。
アリーナでの初試合に向け、選手たちは練習場となっているサブアリーナで汗を流した。
小さい頃からプロ選手を夢見ていた神戸市出身の道原紀晃(どうはら・のりあき)は、
「気合いが入っている。自分たちを信じて頑張る」。
同じく神戸市出身の中西良太は、
「絶対に負けられない。いい緊張感があり、勝ちにこだわっていく」と意気込んだ。
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サンテレビでは記念すべきアリーナ初試合を、あす18時から生中継する。
解説は、神戸ストークスOBの松崎賢人氏。
試合のほか、アリーナ内部の見どころも中継内で紹介する。
(浮田信明)