現役引退を表明した ヴィクトリーナ姫路 10井上愛里沙
■皇后杯Vに導く
女子バレーボールSVリーグ・ヴィクトリーナ姫路は3月12日、日本代表の井上愛里沙(29歳)が今シーズン限りで現役を引退すると発表した。
井上は京都府舞鶴市出身。
筑波大学を経て、久光製薬(現・SAGA久光)でスパイカーとして頭角を現した。
ヴィクトリーナ姫路には2023年に入団。
当時V2だったチームを完全優勝に導き、昨年暮れには皇后杯優勝の立役者となった。
今シーズンもSVリーグの総得点で日本人2位の成績を残している。
チームが発表したコメントの中で井上は、
「残り試合少なくなってきたなかで、ひとりでも多くの皆様に会場で、そして配信を通じて、私のプレーを観て頂きたい、そしてお礼を伝えたいと考え、発表させていただきました」としているが、引退の理由については触れていない。
ヴィクトリーナ姫路は15・16日に、ホーム、ヴィクトリーナ・ウインク体育館で試合を行う。
(浮田信明)