全国的に放置竹林の問題が深刻化する中、フリー芸人で、元尼神インターの誠子さんが神戸市北区を訪れ、竹の伐採などを体験しました。
放置竹林対策の取り組みに参加するために、神戸市北区を訪れたのは神戸市出身のフリー芸人で、元尼神インターの誠子さんです。
成長力や繁殖力が高い竹は継続的な整備が必要ですが、管理者の高齢化や担い手不足から放置竹林の増加が問題になっています。
神戸市全域では推定1000ヘクタールの放置竹林が確認されていて、そのままにしておくと地すべりや鳥獣被害などが発生するといわれています。
誠子さんは3月12日に神戸市北区の「淡河バンブープロジェクト」に参加し、実際に竹の伐採を体験。
斜面に苦戦しながらも、伐採した竹を細かく切るなどし順調に整備作業を体験していました。
昼食の時間には北区の放置竹林から伐採した幼竹をメンマに加工し、のりの代わりに巻いた「いなか寿司」や菜の花などの旬の野菜とあえた「塩だれあえ」などが並びました。
その後、誠子さんは竹細工作りにも挑戦し匠の技を体感していました。