【ヴィクトリーナ姫路】秋本美空がデビュー、チームは連敗

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  • 試合後、記者の質問に答える ヴィクトリーナ姫路 1秋本美空 /©SV.LEAGUE

  • ブロックに飛ぶヴィクトリーナ姫路 1秋本美空(背)、右はNEC 13和田由紀子 /©SV.LEAGUE

  • SVリーグ女子 順位表

■ピンチで登場

<SVリーグ女子 第18節>

●ヴィクトリーナ姫路 0-3 NEC(3/8)

●ヴィクトリーナ姫路 2-3 NEC(3/9)

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女子バレーボールSVリーグ・ヴィクトリーナ姫路(22勝12敗)は3月8・9日、東京・大田区総合体育館でNECレッドロケッツ川崎(25勝9敗)と対戦した。

共栄学園高からヴィクトリーナ姫路に入団した注目のルーキー・秋本美空(あきもと・みく 185㎝)がSVリーグに初出場した。

■チャッチュオンが欠場

前節の2試合で計44得点を挙げたチャッチュオン・モクシー(タイ代表)がNEC戦を両日とも欠場し、ヴィクトリーナ姫路のアヴィタル・セリンジャー監督は秋本を初めてベンチに入れた。

その秋本は8日の試合、第2セット、23-24とNECにセットポイントを握られた場面で登場。

スパイクを2本打ったが決まらず、逆に懸命にレシーブに行った秋本の前に相手ボールが落ち、NECがセットを連取した。

秋本は第3セットにも登場したが、得点は挙げられず、チームはストレート負けした。

9日の試合。

ヴィクトリーナ姫路は、パリ五輪代表の井上愛里沙・宮部藍梨や、アナ・フヂゲル(ブラジル)らが中心となって攻撃を仕掛け、対するNECも、リーグ得点ランキング日本人トップの佐藤淑乃を中心に、パリ五輪代表の山田二千華・和田由紀子らが一歩も引かずに渡り合った(13-25、26-24、19-25、25-20)。

しかしセットカウント2-2で迎えた最終第5セット、ヴィクトリーナ姫路はセット中盤からNECに押され、9-15でセットを落とし敗れた。

セリンジャー監督は試合後、

「負けはしましたが、最後まで粘り強く戦った選手たちを誇りに思います」と語った。

この日は秋本は出場しなかった。

■15日にルーキーお目見え

ヴィクトリーナ姫路は連敗して順位を1つ落とし、6位に後退した。

次戦(3/15、3/16)はホーム、ヴィクトリーナ・ウインク体育館(姫路市)に3位・デンソーを迎えて戦う。

強敵との戦いが続くが、プレーオフ初戦(準々決勝)をホームで戦える4位以上をめざすには、もう負けられない!

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15日は試合後に、ヴィクトリーナ姫路に入団したルーキー5人(秋本のほか、野末朋那=龍谷大、河俣心海=下北沢成徳高、矢田和香=今治精華高、山本侑奈=桜美林大)が会場で入団の挨拶を行う。

(浮田信明)

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